これから様々な人気アーティストを紹介していこうと思っています。
記念すべき第一回は若者から絶大な人気を誇る女性アーティスト、テイラー・スウィフトを紹介します。
この記事の前半はテイラー・スウィフトの人気曲、後半は彼女に関する詳しい情報お届けいたします。
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)ってどんなアーティスト?
テイラー・スウィフトは米国の女性歌手・シンガーソングライターです。また、女優として映画やドラマにも出演しています。
今でこそかなりポップな曲調になっていますが、元々はカントリーシンガーです。カントリーシンガーでここまで世界中でヒットしたアーティストは近年かなり珍しい存在ですね。
そんな彼女が音楽に目覚めたのが9歳の頃。カントリー歌手のリアン・ライムス、他にはシャナイア・トゥエインやディクシー・チックスなどに影響を受けたそうです。
(余談:1998~1999年あたりのシャナイア・トゥエインは良い曲を出してて、個人的にも好きでした)
出身は米国ペンジルバニア州ですが、14歳の時にテネシー州のナッシュ・ビルに移ります。
14歳でRCAレコードと契約し、ソニーATVミュージックパブリッシングに最年少で採用されます。その後は、RCAレコードとの契約を解消し、ビッグ・マシン・レコードのスコット・ボーケタに注目され移籍しています。
彼女は若い頃から非常に恋多き女性でした。それは今でも変わりません。多くの失恋を経験し、それが曲作りの原動力でもあり、歌詞にも表れています。
とまあ、これ以上の細かい話はひとまず置いといて、人気のある曲を紹介していきます。
テイラー・スウィフトおすすめアルバム・楽曲
テイラー・スウィフトのおすすめ楽曲をアルバム別で紹介していこうと思います。
デビューアルバム『Taylor Swift』(2006年)
その後の大ヒットに比べると見劣りしてしまいますが、デビューアルバムはまずまずの成績を残しています。
2006年10月に発売されたデビューアルバム『Taylor Swift』はビルボードのアルバムチャートでは初登場19位。最高では5位まで上昇しています。カントリー部門では首位を獲得しています。
当時から期待の新人だと注目されたいました。当時まだ16歳ですからね。その歳でビルボード最高5位は注目されるでしょう。
2000年前後まではカントリーソングは人気がありましたが、その後は失速している感があります。そんなカントリーで若い女性アーティストですから、注目されるのは必然ですね。
『Tim McGraw』
こちらの曲は、テイラーの記念すべきデビュー曲です。発売されたのは2006年で、今から13年くらい前の曲です。
同時に発売されたアルバム『Taylor Swift』はビルボードで5位まで上昇し、カントリー部門では首位を獲得しています。
この頃と比べると、今はだいぶ見た目が洗練されたイメージがありますね。
『Our Song』
こちらは3枚目のシングルで、カントリーのチャートで6週連続で首位という大ヒットを記録しています。
2nd アルバム『Fearless』(2008年)
2008年発売のアルバム『Fearless』はその後2009年になっても売れ続け、2009年アメリカで最も売れたアルバムになりました。年間通してずっとチャートに入り続けたモンスターアルバムです。300万枚以上のセールスを記録しています。
さらに、2010年の第52回グラミー賞では、最優秀アルバム賞を含む4部門を受賞。弱冠20歳で最優秀アルバム賞を受賞するのは、史上最年少の記録でした。
画像をクリック・タッチするとYouTubeが埋め込まれます。
『You Belong With Me』(2009年)
テイラースウィフトといえばこの曲!と言える代表曲ですね。
ビルボードで2位まで上がった楽曲。後に紹介する『Love Story』とこちらの曲は、テイラーの出世作ですね。当時はかなり流れていた記憶があります。
恋に恋する乙女感があって良いね。
ビルボード最高位:2位
チャートイン:50週
『Love Story』(2009年)
セカンドアルバム『Fearless』からの楽曲。ビルボードで4位、iTunesのランキングでは2位まで上昇した楽曲。テイラー・スウィフトの名を世に知らしめたヒット曲です。
ビルボード最高位:4位
チャートイン:49週
3rd『Speak Now』(2010年)
テイラーの勢いはとどまりません。2010年発売のアルバム『Speak Now』は初週で104万枚を記録。アルバムが400万枚以上を売りあげます。
『Mine』(2010年)
ビルボード最高位:3位
チャートイン:23週
『Back To December』(2011年)
ビルボード最高位:6位
4thアルバム『Red』(2012年)
『Fearless』『Speak Now』が大ヒットし、グラミー賞を受賞しましたら、続く『Red』も期待通りの売り上げを記録します。
ます、先行シングル『We Are Never Ever Getting Back Together』は、1週間で623,000ダウンロードを記録します。これは「女性による1週間の最多セールス記録」で、「全体でも2位の記録」だそうです。それだけ、発売前から期待されていたのが分かります。この曲は英米はもちろん、日本でも大ヒットしています。ファンでなくても聴いたことがあるでしょう。
先行シングルが大ヒットし、発売された『Red』は発売初日からバカ売れ。たった一日で50万枚(!)を売り上げます。たった一日ですよ!そして初週で121万枚を売り上げます。1週間で121万枚…別次元。
さらにこの年、ビルボードHOT100に50曲をチャートインさせた最速記録を樹立します。それまでの記録はアレサ・フランクリンのデビューから14年と6カ月。テイラーはこれを6年と1カ月で達成します。バケモノだ…。
『We Are Never Ever Getting Back Together』(2012年)
この曲でテイラー・スウィフトを知ったという人も多いのではないでしょうか。
テレビ番組『テラスハウス』に起用されて日本でも大ヒットしたテイラーの代表曲です。日本国内で130万ダウンロードを超えるヒットです。
別れた恋人がヨリを戻そうとするんだけど、それを全力で拒否するという内容の曲。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:24週
『I Knew You Were Trouble』(2012年)
こちらも2012年の楽曲でテイラーの代表曲の一つ。アルバム『RED』の中で最も好きな曲だとテイラー自身が語っています。
ビルボード最高位:2位
チャートイン:36週
『22』(2013年)
2013年にヒットしたのがこちらの曲。
5thアルバム『1989』(2014年)
『Fearless』、『Speak Now』、『Red』がモンスター級アルバムでしたが、次のアルバム『1989』も凄かった…。
アルバムチャートでは初登場首位で、第1週で128万枚を記録。これは2002年のエミネム『ザ・エミネムショウ』の132万枚に次ぐ記録です。年々アルバムが売れなくなっている音楽業界では、物凄い快挙です。
発売が10月の終わりと、2014年のだいぶ後半であったにも関わらず、この年最も売れたアルバムになります。およそ366万枚を売り上げました。
2014年発売のアルバム『1989』からの人気楽曲を紹介します。
画像をクリック・タッチするとYouTubeが埋め込まれます。
『Blank Space』
2014年発売して大ヒットしたアルバム『1989』からの一曲。YouTubeでの視聴回数は16億回(2016年6月現在)を超えていている大人気の楽曲です。
音楽動画を配信する「VEVO」史上最も早く10億回再生、公開日の再生回数が一日で2100万回再生などの記録を樹立した楽曲です。
もちろん、ビルボードでも首位を獲得しています
『1989』といえば、2016年の第58回グラミー賞では、「年間最優秀アルバム賞」を獲得しています。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:36週
『Shake It Off』
こちらも同じくアルバム『1986』からの曲です。YouTube視聴回数は14億回を超え、ビルボードでも首位を獲得しています。ポップな楽曲で人気も高く、去年(2015年)は至る所で流れていた印象です。
ミュージックビデオに出ているダンサー達もカッコイイ。
ビルボード最高位:1位
チャートイン:30週
『Bad Blood ft. Kendrick Lamar』
出演者が超豪華で話題のミュージックビデオ。ちなみにその出演者を全て紹介すると、
- セレーナ・ゴメス
- レナ・ダナム
- ケンドリック・ラマー(この曲でフューチャーしてるラッパー)
- ヘイリー・スタインフェルド
- セラヤ
- ジジ・ハディッド
- エリー・ゴールディング
- マーサ・ハント
- カーラ・デルヴィーニュ
- ゼンデイヤ
- ヘイリー・ウィリアムス
- リリー・オルドリッジ
- カーリー・クロス
- ジェシカ・アルバ
- シンディ・クロフォード
- マリシュカ・ハージティ
- エレン・ポンピオ
という超豪華メンバー!!(何者か知らん人もいるけど…)
ビルボード最高位:1位
チャートイン:25週
『Style』
個人的には、この曲が一番好きですね。低音+ギター+単調なビートのシンプルな曲ですが、音の重ねかたがGood!!ミュージックビデオもオシャレでイイ感じです。
ビルボード最高位:6位
チャートイン:14週
『Wildest Dreams』
2015年は間違いなくテイラー・スウィフトの年でした。
英MAXIM誌が発表する「2015年最もホットな女性100人」の第1位に選ばれています。
ちなみにこの年、テイラーは一年で380億円ほど稼いだとか…。ちょっと分けてよ…。
2016年には、第58回グラミー賞で「年間最優秀アルバム」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「最優秀ミュージック・ビデオ」の3冠を獲得しています。「年間最優秀アルバム」の受賞は第52回グラミー賞に続き2度目で、女性では史上初の快挙だそうです。
6thアルバム『Reputation』(2017年)
6枚目のアルバムでもこれまで通り大ヒットを記録します。
初週で112万枚を売り上げ、ビルボードアルバムチャートでは初登場1位を獲得。
世界中で450万枚の売り上げを記録し、2017年の世界で2番目に売れたアルバムになります。
2018年のビルボード年間アルバムチャートで首位を記録しました。
『Look What You Made Me Do』(2017年)
ビルボード首位を獲得したヒット曲です。
これまでのテイラー・スウィフトの曲とは違った曲調ですね。
誰かの曲に似てると思いませんか?そうです、ブリトニー・スピアーズの曲調にかなり近い感じです。
この曲のミュージックビデオには隠れた意味があるようで、詳しくは以下の記事を読んでください。闇が深くて中々面白いです。
テイラー・スウィフトのMVに潜むヤバすぎる秘密を完全解説 – フロントロウ
『…Ready For It?』(2017年)
テラスハウス(『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』)に使われていた曲です。
個人的には『Look What You Made Me Do』よりこちらの曲の方が好きですね。
『End Game ft. Ed Sheeran, Future』(2018年)
人気男性アーティストのエド・シーラントとフューチャーが参加している曲です。
7thアルバム『Lover』(2019年)
2019年、ファン待望のニューアルバムがリリースされました。
『ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco)』2019年
人気ポップパンクバンド、Panic! At The DiscoのメンバーBrendon Urieをフィーチャーした楽曲です。
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8thアルバム『folklore』(2020年)
コロナ禍のロックダウン中に、突如サプライズ・リリースされた作品。それまでの華やかなポップから一転、アーロン・デスナー(The National)やジャック・アントノフらと組み、内省的で物語性の強いインディー・フォークへと大きく舵を切りました。この大胆な変化は世界中の批評家から絶賛を浴び、2021年のグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞。彼女にとって3度目の同賞受賞となりました。
代表曲は『cardigan』『exile (feat. Bon Iver)』『the 1』など。静かで文学的な世界観は、それまでの彼女を知る人にも新鮮な驚きを与えました。
9thアルバム『evermore』(2020年)
『folklore』の“姉妹作”として、同じ2020年の年末に、これもサプライズでリリースされました。フォークトロニカな世界観をさらに深化させ、物語を紡ぐような楽曲が並びます。ロックダウン期にわずか数か月で2枚もの傑作を生み出した、彼女の圧倒的な創作意欲を象徴する一枚です。
代表曲は『willow』『champagne problems』『no body, no crime (feat. HAIM)』など。じっくりと物語に浸りたい夜にぴったりのアルバムです。
10thアルバム『Midnights』(2022年)
“眠れない13の夜”をコンセプトにした、シンセポップ寄りの作品。ジャック・アントノフとタッグを組み、再びポップの世界へと帰ってきました。リード曲『Anti-Hero』は、自身の不安や弱さをユーモラスに歌って世界的な大ヒットに。全米シングルチャートのトップ10を独占するという史上初の記録も打ち立てました。
代表曲は『Anti-Hero』『Lavender Haze』『Karma』など。ポップスターとしての最新形を存分に味わえる一枚です。
11thアルバム『The Tortured Poets Department』(2024年)
2024年にリリースされ、公開と同時にストリーミング記録を次々と塗り替えた最新作。文学的で赤裸々な歌詞と、アントノフ/デスナーによる繊細なプロダクションが融合した、“詩集”のような作品です。ポスト・マローンやFlorence + the Machineといった豪華な顔ぶれも客演しています。
代表曲は『Fortnight (feat. Post Malone)』『Down Bad』『But Daddy I Love Him』など。彼女の“今”を知るうえで欠かせないアルバムです。
ここまで、デビューから最新作までを駆け足で振り返ってきました。カントリーの新星として登場し、ポップの女王へ、そして『folklore』ではインディー・フォークまで——ジャンルの垣根を越えて進化し続ける姿こそ、テイラー・スウィフト最大の魅力です。改めて並べてみると、その凄さがよく分かりますね。
ここで紹介しきれなかった名曲も、まだまだたくさんあります。
- Everything Has Changed ft. Ed Sheeran(2013年)
- Begin Again(2012年)
- Ours(2012年)
- The Story Of Us(2011年)
- Mean(2011年)
- Teardrops On My Guitar(2009年)
- Fifteen(2009年)
テイラー・スウィフトが人気の理由
音楽の素晴らしさはもちろんですが、テイラーがこれほどまでに世界中で愛される理由は、ほかにもいくつもあります。
圧倒的なソングライティング
最大の武器は、自身の恋愛や経験を物語へと昇華する卓越した作詞能力です。喜びも痛みも、ありのままに綴られた歌詞は、聴く人の“自分ごと”として深く胸に刺さります。ほとんどの楽曲で作詞・作曲に深く関わる、根っからのシンガーソングライターなのです。
等身大でいて、夢を体現する存在
彼女の歌の主人公は、恋をして、傷ついて、それでもまた立ち上がる等身大の女性。その“普通っぽさ”に共感が集まる一方で、彼女自身は世界の頂点に立つ大スターでもあります。「身近なのに憧れ」という稀有なバランスこそが、世代や国境を越えて支持される理由でしょう。
ファンとの強い絆
サプライズ・リリースや、歌詞やMVに隠した暗号(イースターエッグ)など、ファンを楽しませる仕掛けの数々でも知られます。“スウィフティーズ”と呼ばれる熱心なファンとの強い絆が、彼女のムーブメントを支え、社会現象にまで押し上げているのです。
テイラー・スウィフトのすごい実績・エピソード
史上最も成功したツアー「The Eras Tour」
2023年から開催された『The Eras Tour』は、史上初めて興行収入10億ドルを突破した、歴史上もっとも成功したコンサートツアーとなりました。各地で大きな経済効果を生み、まさに社会現象に。この成功もあり、彼女は音楽活動を主な収入源として“億万長者(ビリオネア)”に到達したとも報じられています。
「Taylor’s Version」— 自分の音源を取り戻す挑戦
過去のアルバムのマスター音源(原盤権)をめぐる問題をきっかけに、テイラーは旧作を一から録り直す『(Taylor’s Version)』プロジェクトを開始しました。ファンを巻き込みながら旧譜を“自分のもの”として蘇らせるという前例のない試みは、アーティストの権利を考えるうえでも大きな話題となっています。
数々の記録と栄誉
グラミー賞では、最優秀アルバム賞を史上最多となる4度受賞。2023年には米『TIME』誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれました。音楽の枠を越えて、いまや時代そのものを象徴する存在になっています。
ケイティ・ペリーとの和解
かつては、大物女性アーティストのケイティ・ペリーとの不仲説が大きな話題になりました(『1989』収録の『Bad Blood』はその象徴とも言われます)。しかし2019年、テイラーの『You Need to Calm Down』のMVで二人が仲良く共演し、長年の確執は和解という形で幕を下ろしました。
社会貢献活動
慈善活動にも積極的で、その太っ腹ぶりでも知られます。故郷ナッシュヴィルの音楽施設への多額の寄付や、災害・被災地への支援、ツアーを支えたスタッフへのボーナスなど、枚挙にいとまがありません。難病の少女のファンに電話をかけて夢を叶えた、という心温まるエピソードも語り草です。
まとめ
デビューから約20年、テイラー・スウィフトは常に進化を続け、いまや名実ともに“世界でもっとも影響力のあるアーティスト”の一人となりました。カントリー、ポップ、フォークと、どの時代の作品にも彼女ならではの物語が息づいています。
どの曲から聴くか迷ったら、まずは『Love Story』『Shake It Off』『Blank Space』あたりのキャッチーな代表曲から。そこから『cardigan』『Anti-Hero』へと進めば、彼女の“今”までを一気に体験できます。あなたのお気に入りの一曲が、きっと見つかるはずです。
