2024年から2025年にかけて世界中のチャートを席巻した、若き才能ベンソン・ブーン(Benson Boone)。2002年生まれ、ワシントン州モンロー出身のシンガーソングライターで、TikTokでの注目をきっかけに、Imagine Dragonsのダン・レイノルズが運営するレーベルと契約。代表曲「Beautiful Things」は世界的な大ヒットとなり、テイラー・スウィフトのEras Tourのオープニングアクトに抜擢されるほどの存在になりました。
伸びやかなハイトーンと、フレディ・マーキュリーを彷彿とさせるドラマチックな歌唱、そしてステージ上で披露するバク宙パフォーマンスでも知られるベンソン。ここでは、彼の魅力を存分に味わえる人気曲を紹介します。
1. Beautiful Things(2024年)
ベンソン・ブーンを一気にスーパースターへ押し上げた、キャリア最大のヒット曲。静かなピアノとボーカルから始まり、サビで一気に爆発するロック調のアレンジへと展開する構成が圧巻です。米Billboard Hot 100で最高2位、Billboard Global 200の年間チャート1位を獲得し、リリースから1年以上経った今もチャートのトップ10圏内に居座り続けるロングヒットになっています。
「大切なものを失いたくない」という普遍的な祈りのような歌詞が、世界中のリスナーに刺さりました。
こんな人におすすめ:感情を揺さぶられる壮大なバラードが好きな人、まずベンソンの代表曲から聴きたい人。
2. Mystical Magical(2025年)
2ndアルバム『American Heart』からのリードシングル。オリヴィア・ニュートン=ジョンの「Physical」(1981年)をインターポレートした、きらびやかなポップロックトラックです。ベンソンの軽やかなファルセットと弾むベースラインが心地よく、これまでの重厚なバラード路線とはまた違う、夏らしい爽快感が魅力。
リリース直後にBillboard Hot 100のトップ40入りし、彼のポップアーティストとしての幅を広げた一曲。
こんな人におすすめ:明るく踊れるポップロックが好きな人、80年代テイストのサウンドが好きな人。
3. In the Stars(2022年)
ベンソンの初期の名曲で、彼を知るうえで欠かせない一曲。亡くなった大切な人への想いを歌ったエモーショナルなバラードで、伸びやかな高音と切ない歌詞が胸を打ちます。「Beautiful Things」のヒット以前から、彼の歌唱力の高さを世界に印象づけた楽曲です。
ライブでも定番の人気曲で、Tモバイル・アリーナでのライブ映像はYouTubeで1900万回以上再生されています。
こんな人におすすめ:泣けるバラードが好きな人、彼の歌唱力を堪能したい人。
4. Sorry I’m Here for Someone Else(2025年)
『American Heart』のリードシングルとしてリリースされた一曲。爆発的なプロダクションと複雑な構成を持ち、Billboard Hot 100のトップ30入りを果たしました。「他の誰かのためにここにいる、ごめんね」という、デート中の気まずい状況をユーモラスかつドラマチックに描いた歌詞が印象的。
Brian Wilson(ビーチ・ボーイズ)を思わせる凝ったアレンジで、ベンソンの音楽的な野心の広がりを感じさせるトラックです。
こんな人におすすめ:凝ったアレンジが楽しめるポップソングが好きな人、ストーリー性のある歌詞が好きな人。
5. Slow It Down(2024年)
『Fireworks & Rollerblades』に収録されたミディアムバラード。「もっとゆっくり進もう」と恋人に語りかける歌詞が美しく、彼のファルセットが映える一曲です。「Beautiful Things」ほど派手さはないものの、ベンソンの繊細な表現力をじっくり味わえる隠れ人気曲。
こんな人におすすめ:しっとりした夜に聴きたいバラードを探している人。
6. Ghost Town(2021年)
ベンソンのデビュー曲。American Idolを途中で辞退し、TikTokで注目を集めた直後にリリースされたこの曲で、彼は一気に名前を広めました。シンプルなピアノアレンジに乗せた力強いボーカルが印象的で、初期の魅力が詰まった一曲。
これがすべての始まりだったと思うと、感慨深いものがあります。
こんな人におすすめ:彼のキャリアの原点を知りたい人、シンプルでエモーショナルな曲が好きな人。
7. Cry(2024年)
『Fireworks & Rollerblades』収録曲。タイトル通り「泣く」というテーマを正面から歌い上げる、感情豊かなバラードです。彼の声の表現力の幅をフルに感じられる一曲で、ファンの間でも評価の高い楽曲。
こんな人におすすめ:失恋ソングや感情を解放できる曲を求めている人。
8. I Wanna Be the One You Call(2025年)
『American Heart』収録の楽曲で、2010年代初頭のインディーギターサウンドと疾走感のあるドラムが心地よいトラック。「君が誰かを必要とするとき、その名前で呼ばれたい」というロマンティックなメッセージが、ベンソンらしい誠実な歌唱で届けられます。
こんな人におすすめ:爽やかで疾走感のあるラブソングが好きな人。
まとめ
ベンソン・ブーンの魅力は、なんといってもその圧倒的な歌唱力と、楽曲の中で見せるドラマチックな展開力。まずは代表曲『Beautiful Things』『Mystical Magical』『In the Stars』の3曲を押さえておけば、彼の世界観の広がりがつかめるはずです。
そこからアルバム『Fireworks & Rollerblades』(2024年)と『American Heart』(2025年)を聴き込んでいけば、彼のバラード職人としての一面と、ポップロックアーティストとしての挑戦の両方を楽しむことができます。
ライブパフォーマンスでも知られるベンソンは、今後さらに大きなステージへ羽ばたいていく存在。新譜のリリースやツアー情報も要チェックです。
