今回はAvicii(アヴィーチー)の人気曲やアルバムを紹介していきます。
スウェーデン・ストックホルム出身のDJ/音楽プロデューサーで、EDMにカントリーやフォーク、ソウルの要素を持ち込み、ダンスミュージックの聴かれ方そのものを変えた存在です。「Wake Me Up」や「Levels」は、EDMを普段聴かない人でもどこかで耳にしたことがあるはずです。
2018年4月、28歳という若さでこの世を去りましたが、その後も遺作アルバム『Tim』、ベスト盤『Avicii Forever』、Netflixのドキュメンタリーと、彼の音楽は新しい世代へ届き続けています。
この記事では、彼の経歴から代表作のアルバム・楽曲、受賞歴、そして没後に続く活動までをまとめて紹介します。
Avicii(アヴィーチー)ってどんなアーティスト?
16歳で制作を始めたストックホルムの青年
Avicii(アヴィーチー)の本名はTim Bergling(ティム・バークリング)。1989年9月8日、スウェーデンのストックホルムに生まれました。
8歳のころから自室で音楽をミックスして遊んでいたといい、DJをしていた兄の影響もあって、16歳ごろから本格的に電子音楽の制作を始めます。使っていたのはパソコンとDAWソフトだけ。スタジオもレーベルも持たない少年が、寝室から世界へ出ていったキャリアでした。
2007年5月にDejfitts Playsレーベルと契約。そして2010年、Tim Berg名義でリリースした「Seek Bromance」がベルギー、フランス、オランダ、イギリス、スウェーデンなどでトップ20に入り、ヨーロッパのクラブシーンで一気に名前が知られるようになりました。同じ年にはEMI Music Publishingとも契約しています。
「Levels」でシーンの中心へ
転機は2011年10月にリリースされた「Levels」です。ソウルフルなボーカルサンプルと、一度聴いたら忘れられないシンセのリフ。この1曲でAviciiは一気にEDMシーンの中心人物になりました。
「Levels」はスウェーデン、ノルウェー、ハンガリーで1位を獲得し、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、スイス、イギリスなど、ヨーロッパの主要国でトップ10入り。フェスのアンセムとして今も鳴り続けている曲です。
当時20代前半。ここから彼は、世界中を飛び回る過密なツアー生活に入っていきます。
ツアー引退、そして早すぎる別れ
華やかなキャリアの裏で、彼の体は限界を迎えていました。2012年1月にはニューヨークで急性膵炎のため11日間の入院。その後も鎮痛剤への依存に苦しみ、2014年には虫垂と胆のうの摘出手術を受け、2015年にはリハビリ施設に入っています。
そして2016年3月29日、健康上の理由からツアー活動からの引退を発表。同年8月28日、スペイン・イビサ島のUshuaïa(ウシュアイア)でのショーが、DJとしての最後のステージとなりました。
2018年4月20日(現地時間)、滞在先のオマーン・マスカットでこの世を去りました。享年28。あまりにも早い訃報に世界中が言葉を失い、彼はストックホルムのヘドヴィグ・エレオノーラ教会に埋葬されています。
引退の理由も、その後の日々も、2024年に公開されたドキュメンタリー『Avicii – I’m Tim』で本人の言葉として語られています(詳しくは後半の「没後も続くAviciiの物語」で紹介します)。
Avicii(アヴィーチー)の人気曲・アルバム
ここからは、彼が残した作品を時系列で紹介していきます。生前のスタジオアルバムは2枚、EPが1枚、そして没後に遺作アルバムとベスト盤がリリースされています。
ブレイク前後のシングル(アルバム未収録)
まずは、1stアルバム『True』以前にリリースされた人気曲から。これらはアルバムには収録されていませんが、彼の原点といえるトラックばかりです。
Tim Berg – Seek Bromance
2010年、Tim Berg名義でリリースされたブレイクのきっかけとなる曲。よく知られているのは、Samuele Sartini feat. Amanda Wilson「Love U Seek」のボーカルを再録音して重ねた「Avicii’s Vocal Edit」バージョンです。UKシングルチャートで12位を記録するなど、ヨーロッパ各国のチャートを駆け上がりました。
Avicii – Fade Into Darkness
2011年7月リリース。「Levels」と同時期の代表曲で、伸びやかなストリングス風のシンセが印象的な1曲です。
Avicii – Silhouettes
2012年リリース。ボーカルはスウェーデンのシンガーソングライター、Salem Al Fakir。のちの『True』につながる「歌モノとしてのEDM」の萌芽が感じられます。
Avicii vs Nicky Romero – I Could Be The One (Nicktim)
人気DJ、Nicky Romeroとの合作。ボーカル部分はスウェーデンのシンガーソングライター、Noonie Baoです。
2013年2月にはUKシングルチャートで初の1位を記録。その他いくつかの国でもNo.1またはトップ10にランクインしました。
1stアルバム『True』(2013年)
2013年9月にPRMD Music/Island Recordsからリリースされた初のフルアルバムです。制作は2011年から2013年にかけて行われました。
このアルバムの何より画期的だった点は、EDMにカントリー、ブルーグラス、ソウル、フォークを大胆に掛け合わせたことです。2013年3月のウルトラ・ミュージック・フェスティバルで新曲を約40分披露した際は、バンジョーが鳴り響く展開に客席が戸惑い、賛否両論を巻き起こしました。しかしZeddら同業のプロデューサーはその挑戦を支持し、結果としてアルバムはダンスミュージックの枠を広げる作品として評価されることになります。
チャート成績も見事で、スウェーデンとオーストラリアで1位、UKアルバムチャートで2位、米ビルボード200で5位を記録。レビュー集計サイトMetacriticでも69/100と好意的な評価を得ました。
Avicii – Wake Me Up
彼の代表曲にして、EDMの歴史を変えた1曲。作詞とボーカルはAloe Blacc、アコースティックギターはインキュバスのMike Einzigerが担当しています。
10か国以上で1位を獲得し、米ビルボードHot 100でも最高4位。Spotifyで初めて2億回再生を突破した楽曲としても知られ、ストリーミング時代の到来を象徴する存在になりました。フォークギターから始まり、サビでダンストラックへ展開する構成は、その後のポップスに大きな影響を与えています。
Avicii – You Make Me
ボーカルはSalem Al Fakir。Aviciiと多くの曲を制作してきた盟友です。
スウェーデンで1位、UKチャートでも最高5位を記録しました。
Avicii – Hey Brother
ボーカルを務めるのは、ブルーグラス/カントリー界の名手Dan Tyminski。映画『オー・ブラザー!』のサウンドトラックでも知られる歌声が、EDMのビートの上に乗るという驚きの1曲です。
スウェーデン、オーストラリア、オーストリア、ドイツ、オランダで1位、米ビルボードHot 100でも16位を記録しました。
なお『True』の通常盤は10曲構成で、下記は「Levels」などを追加したデラックス・エディションの収録内容です。
収録曲(デラックス・エディション)
- Wake Me Up
- You Make Me
- Hey Brother
- Addicted To You
- Dear Boy
- Liar Liar
- Shame On Me
- Lay Me Down
- Hope There's Someone
- Heart Upon My Sleeve
- All You Need Is Love
- Always On the Run
- Canyons
- Long Road To Hell
- Levels
2ndアルバム『Stories』(2015年)
2015年10月2日リリース。生前に発表された最後のスタジオアルバムです。
Avicii自身が「もっと楽曲(ソング)志向にしたかった」と語っており、制作には約2年、なんと70曲もの候補が書かれたといいます。ゲスト陣も豪華で、ColdplayのChris Martin(「True Believer」)、Zac Brown(「Broken Arrows」)、Wyclef JeanとMatisyahu(「Can’t Catch Me」)、Alex Ebert(「For a Better Day」)、Gavin DeGrawとSandro Cavazza(「Sunset Jesus」)など、ジャンルを越えた顔ぶれが並びます。
チャートはスウェーデンで1位、UKで9位、米ビルボード200で17位。2015年11月までに100万枚を売り上げ、同年Spotifyで4番目に多く再生されたアルバムにもなりました。
Avicii – Waiting For Love
AviciiとMartin Garrixが共同プロデュースし、イギリスのバンドCherry GhostのSimon Aldredがボーカルを担当しています。
2015年5月に先行シングルとしてリリースされ、アルバムの顔となった1曲。スクーターで妻を探しに行くミュージックビデオも素敵ですね。
Avicii – The Days
ボーカルはイギリスで人気の歌手、ロビー・ウィリアムス。The KillersのBrandon Flowersも制作に加わっています。EDMというより、ポップ寄りの曲となっています。
Avicii – The Nights
ボーカルはNicholas Furlong。UKのシングルチャートで6位を記録し、世界各国でプラチナ認定を受けたヒット曲です。
父の言葉を借りて「思い出に残る人生を生きろ」と歌うポジティブなメッセージと、アップテンポな展開で、この曲がかかれば盛り上がること間違いなし。
なお『Stories』の通常盤は14曲構成で、「The Days」「The Nights」は日本盤などのボーナストラックとして追加されたものです。
収録曲(日本盤)
- Waiting For Love
- Talk To Myself
- Touch Me
- Ten More Days
- For a Better Day
- Broken Arrows
- True Believer
- City Lights
- Pure Grinding
- Sunset Jesus
- Can't Catch Me
- Somewhere In Stockholm
- Trouble
- Gonna Love Ya
- The Days
- The Nights
EP『Avīci (01)』(2017年)
ツアー引退後、2017年8月10日にリリースされた6曲入りのEPです。Aviciiはこれを3部作EPの第1弾として構想していましたが、2018年の死によってその計画は実現せず、遺作アルバム『Tim』へと引き継がれることになりました。
スウェーデンで1位、日本でも2位、米ビルボード200で52位を記録。ステージを離れた彼が、制作者としてどこへ向かおうとしていたのかが見える作品です。
Avicii – Without You ft. Sandro Cavazza
ボーカルはスウェーデンのアーティスト、Sandro Cavazza。アヴィーチーらしいアップテンポで明るい曲調ながら、歌詞は別れを歌った切ない内容です。スウェーデンで1位を獲得しました。
Avicii – Lonely Together ft. Rita Ora
イギリスの人気女性アーティスト、リタ・オラをフィーチャーした楽曲。スウェーデンで3位を記録しています。
収録曲
- Friend of Mine (feat. Vargas & Lagola)
- Lonely Together (feat. Rita Ora)
- You Be Love (feat. Billy Raffoul)
- Without You (feat. Sandro Cavazza)
- What Would I Change It To (feat. AlunaGeorge)
- So Much Better
3rdアルバム『Tim』(2019年)
2019年6月6日、Geffen Records/ユニバーサル ミュージックからリリースされた、3枚目にして最後のスタジオアルバムです。
Aviciiは亡くなる直前まで新作の制作を進めており、残されていた16曲の候補から、生前の共同制作者たちが12曲を選び、完成させました。サイケデリックな音色、アラビックな旋律、カリブ海の音楽など、これまで以上に多彩な要素が取り入れられています。
チャートはスウェーデンで1位、UKで7位、米ビルボード200で11位。そしてアルバムの収益はすべて、遺族が設立したTim Bergling財団(メンタルヘルスと自殺予防を支援)に寄付されています。
Avicii – SOS ft. Aloe Blacc
2019年4月10日に先行リリースされた、アルバムからの第1弾シングル。2018年4月に亡くなった時点で、この曲の9割は出来上がっていたとのこと。共同プロデューサーのクリストファー・フォーゲルマークとアルビン・ネドラーが最終的に仕上げました。
ボーカル参加しているのは「Wake Me Up」で共演したAloe Blacc。亡くなった後に見つかった手記の中に、もう一度Aloe Blaccと仕事がしたいと書かれていたそうです。
参考記事:Avicii / アヴィーチー「SOS feat. アロー・ブラック」制作秘話
Avicii – Heaven ft. Chris Martin
ボーカルはColdplayのクリス・マーティン。2014年に一緒に書かれ、2016年にAvicii自身が最終形にまとめていた曲です。「天国に行けるとは思っていない」と歌い出すこの曲が没後に世に出たことで、多くのリスナーにとって特別な意味を持つ1曲になりました。
収録曲
- Peace of Mind (feat. Vargas & Lagola)
- Heaven (feat. Chris Martin)
- SOS (feat. Aloe Blacc)
- Tough Love (feat. Agnes, Vargas & Lagola)
- Bad Reputation (feat. Joe Janiak)
- Ain't a Thing (feat. Bonn)
- Hold the Line (feat. A R I Z O N A)
- Freak (feat. Bonn)
- Excuse Me Mr Sir (feat. Vargas & Lagola)
- Heart Upon My Sleeve (feat. Imagine Dragons)
- Never Leave Me (feat. Joe Janiak)
- Fades Away (feat. Noonie Bao)
ベスト盤『Avicii Forever』(2025年)
2025年5月16日にリリースされた、初のグレイテスト・ヒッツです。「Wake Me Up」「Levels」といった代表曲19曲に加え、未発表だった新曲「Let’s Ride Away」(feat. Elle King)が収録されました。この新曲にはカントリー界のKacey Musgravesらが作曲陣として参加しています。
Netflixのドキュメンタリー公開の流れを受けたリリースで、スウェーデンで2位、UKで20位を記録。フィジカル盤には、2016年イビサでの最後のショーで披露されたバージョンの「Forever Yours (Tim’s 2016 Ibiza Version)」も収められています。
これから聴き始める人にとっては、キャリア全体を1枚で把握できる最良の入口といえます。
収録曲
- Wake Me Up
- Levels (radio edit)
- Let's Ride Away (feat. Elle King)
- The Nights
- Waiting for Love
- Without You (feat. Sandro Cavazza)
- SOS (feat. Aloe Blacc)
- Hey Brother
- Lonely Together (feat. Rita Ora)
- I Could Be the One (feat. Nicky Romero) (radio edit)
- Silhouettes
- Fade into Darkness
- You Make Me
- The Days
- For a Better Day
- Addicted to You
- Friend of Mine (feat. Vargas & Lagola)
- Broken Arrows
- Heart Upon My Sleeve (feat. Imagine Dragons)
- Heaven (feat. Chris Martin)
2016年6月、最初で最後の来日公演
日本のファンにとって忘れられないのが、2016年6月に実現した「AVICII JAPAN TOUR 2016」です。
6月4日に大阪・舞洲、6月5日に千葉・QVCマリンフィールドで公演が行われました。過去に何度か来日が中止になっていたこともあり、待ちに待った初来日。そしてこれが、最初で最後の日本公演になりました。
ツアー引退を発表したのはこの公演の約2か月前、2016年3月29日のこと。日本での2公演は、彼が最後に回った短いツアーの一部だったことになります。
受賞・ノミネート歴
これまで獲得した賞やノミネートされた賞を紹介します。
グラミー賞
2012年のグラミー賞では「Sunshine」(David Guetta & Avicii)で、2013年には「Levels」でベストダンスレコーディング賞にノミネートされています。受賞は逃したものの、EDMがメインストリームで評価され始めた時期を象徴するノミネートでした。
アメリカンミュージックアワード/ビルボード・ミュージック・アワード
2013年11月のアメリカン・ミュージック・アワードでは「Favorite Electronic Dance Music Artist」を受賞。翌年にも同じ賞でノミネートしています。
また2014年5月のビルボード・ミュージック・アワードでは、「Wake Me Up」がTop Dance/Electronic Songを受賞しました。
MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード
通算4度の受賞を果たしています。2013年11月にBest Electronicを受賞したほか、Best Swedish Actを2013年・2018年・2019年に受賞。没後も母国のファンから支持され続けたことが分かります。
Grammis Awards(スウェーデン)
Grammis Awardsはスウェーデンのグラミー賞にあたる授賞式です。
2012年にはBest InnovatorとBest Songの2部門を受賞。2014年にはBest Artistを受賞しています。2017年を除けば2012年から2018年までほぼ毎年ノミネートされており、国を代表するアーティストであり続けました。
インターナショナル・ダンス・ミュージック・アワード
2013年にBest Artist Solo、2020年には遺作『Tim』でBest Albumを受賞しています。
人気DJランキング
イギリスの『DJ Mag TOP 100 DJs』では、2012年と2013年に最高位となる3位にランクインしています。
2010年から2018年まで毎年TOP50(うちTOP10に5回)にランクインしており、トップクラスの人気を誇るDJであるのは間違いありません。ツアーから退いた後もランキングに残り続けたことが、その影響力の大きさを物語っています。
没後も続くAviciiの物語
Aviciiが遺したのは楽曲だけではありません。彼の名前は今も、音楽とメンタルヘルスをめぐる活動として生き続けています。
Tim Bergling財団(2019年設立)
2019年3月26日、遺族によってTim Bergling Foundationが設立されました。メンタルヘルスの啓発と自殺予防を目的とした団体で、遺作『Tim』の収益はすべてこの財団に寄付されています。
トリビュートコンサート(2019年)
2019年12月5日、ストックホルムで追悼コンサートが開催されました。David Guetta、Kygo、Dimitri Vegas & Like Mike、Nicky Romero、Laidback Lukeらが出演し、30人編成のオーケストラも参加。チケットは30分で完売しました。
Avicii Arena(2021年)とAvicii Experience(2022年)
2021年5月19日、ストックホルムの巨大アリーナ「エリクソン・グローブ」が「Avicii Arena(アヴィーチー・アリーナ)」に改称されました。若者のメンタルヘルス支援の象徴として、彼の名前が街のランドマークに刻まれたことになります。
さらに2022年2月25日には、ストックホルム中心部のSpace Stockholm内に体験型ミュージアム「Avicii Experience」がオープン。少年時代の自室やロサンゼルスの自宅スタジオが再現され、未発表音源を使ったリミックス体験もできます。運営はTim Bergling財団で、収益の一部は財団の活動に充てられています。
評伝とドキュメンタリー
2021年11月16日には、Måns Mosessonによる公式評伝『Tim – The Official Biography of Avicii』が出版されました。
そして2024年12月31日、Netflixでドキュメンタリー『Avicii – I’m Tim』が世界配信されました。監督はHenrik Burman。本人の膨大なアーカイブ映像に加え、Chris Martin、Nile Rodgers、David Guettaらの証言で、名声の重圧と彼の素顔を描き出した作品です。同時に、2016年8月28日のイビサでの最後のステージを収めた『Avicii – My Last Show』も公開されました。
なお2022年には、投資会社Pophouseが彼の原盤権・出版権の75%を取得。以降のカタログ運営やベスト盤『Avicii Forever』の企画は、Avicii EstateとPophouse、Interscopeの共同プロジェクトとして進められています。
まとめ
ここに挙げた曲は、有名なものばかりです。EDMに詳しくなくても、洋楽好きなら一度は聴いたことがある曲があったのではないでしょうか。
これから聴き始めるなら、まずは「Wake Me Up」「Levels」「The Nights」「Waiting For Love」の4曲から。ここでピンと来たら、1stアルバム『True』を通しで聴いてみてください。EDMにカントリーやフォークを持ち込んだ、彼にしか作れなかった世界が広がっています。キャリア全体をまとめて聴きたい人には、2025年のベスト盤『Avicii Forever』が便利です。
28年という短い生涯で、彼はダンスミュージックの可能性を大きく押し広げました。その音楽は今も世界中で鳴り続け、彼の名前を冠したアリーナやミュージアムが、メンタルヘルスをめぐる対話のきっかけになっています。
Aviciiには、感謝の気持ちを捧げたいと思います。
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