今回は人気の洋楽女性アーティスト特集です。
「これから洋楽も聴いてみたい」って思ってる洋楽入門者にもオススメです。補足情報も入れておきました。
前半は現在〜ここ数年で人気のあるアーティストを集めました。
後半は活躍したのは昔だけど、今でも影響力のあるレジェンド級の女性アーティストを紹介しています。
洋楽の女性アーティストを知りたい方は是非見ていってください。
人気の洋楽女性アーティスト
まずはここ数年〜現在人気のあるアーティストを紹介します。
今話題のアーティストも網羅しています。
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Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
Taylor Swift – Shake It Off
若者から絶大な人気を誇るのは、テイラーですね。音楽だけでなく、その美貌とファッションで女性の支持を集めています。
2008年に発売したセカンドアルバム『Fearless』はグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞し、これは史上最年少でした。
2014年に発売したアルバム『1989』は1週間でなんと128万枚を売り上げる大ヒット。収録曲の『Shake It Off』、『Bad Blood ft. Kendrick Lamar』、『Blank Space』はビルボードの首位を獲得しています。一つのアルバムからこれだけNo.1ヒットが出るのは凄いですね。
『Taylor Swift – We Are Never Ever Getting Back Together』は超有名ですね。
テイラー・スウィフトについてはこちらの記事で詳しく書いているので、良かったら読んでみて下さい。
Katy Perry(ケイティ・ペリー)
Katy Perry – Roar
大ヒットを連発するヒットメーカー、ケイティ・ペリー。特に凄いのが2010年のアルバム『Teenage Dream』です。このアルバムからビルボードNo.1のヒットが6曲も出ているんです。これはマイケル・ジャクソンの『Bad』を超える史上初の快挙です。
その後も2013年に発売した『Prism』からもNo.1ヒットを連発しています。昨今、最も売れている女性アーティストの一人なのは間違いないでしょう。
上の『Roar』や『Dark Horse ft. Juicy J』『California Gurls ft. Snoop Dogg『Teenage Dream』『E.T. ft. Kanye West』『Firework』などがビルボードでNo.1を獲得しています。
当ブログでは詳しく特集記事を書いていますので、こちらの記事も併せてご覧ください。
Cardi B(カーディ・ビー)
Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It
Cardi Bはニューヨーク・サウスブロンクス出身の女性ラッパーです。
この曲『I Like It』は『Bodak Yellow』に続き、2度目のビルボード首位を獲得した楽曲です。
「Billboard Hot 100」で2度1位を獲得した初の女性ラッパーとのことです。
他にもBruno MarsやMaroon5、DJ Snakeなど有名アーティストとコラボしたヒット曲もたくさんあります。
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)
Billie Eilish – bad guy
2001年12月18日生まれなので、かなり若いアーティストです。
2016年にデビュー・シングル「Ocean Eyes」をSoundCloud(音楽共有サービス)でリリースし、後に口コミで話題となりました。
レコードレーベルのダーク・ルームとインタースコープ・レコードの目に止まり、その後「Ocean Eyes」を再リリースします。
この曲『bad guy』は、彼女の名が世界的に広がるキッカケになった大ヒット曲です。
米国やイギリスのチャートで最高2位、いくつかの国ではNo.1を記録しています。
Carly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)
Carly Rae Jepsen – I Really Like You
カナダ出身のシンガーソングライター。日本でも有名なヒット曲『Call Me Maybe』は洋楽を聴かない人でも一度は聴いたことがあると思います。他にもOwl Cityとのコラボ曲『Owl City & Carly Rae Jepsen – Good Time』も有名な楽曲ですね。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ)
元々は女優をしていましたが、2013年に歌手デビュー。同年発売のデビューアルバムは初登場でビルボード1位を記録しています。
『Problem ft. Iggy Azalea』『Break Free ft. Zedd』『Love Me Harder』など、短いキャリアの中、数々のヒット曲を出しています。すでに世界的にも高い知名度を誇るアーティストとなっています。
近年のヒット曲としては、『Ariana Grande – no tears left to cry』や『Ariana Grande – 7 rings』
『7 rings』リリース時に「七輪(セブンリングス)』というタトゥーを入れて日本で話題になりました。
Dua Lipa(デュア・リパ)
Dua Lipa – New Rules
デュア・リパはイギリス・ロンドン出身アーティストです。
この曲『New Rules』は大ヒットし、UKチャートを含む複数の国でNo.1を獲得しています。
2019年の第61回グラミー賞では、新人賞を受賞した注目のアーティストです。
Adele(アデル)
Adele – Hello
アデルのヒット曲と言えば『Rolling in the Deep』ですね。5年前の曲ですが、聴いたことある人も多いのではないでしょうか。その曲を含むアルバム『21』は1700万枚のセールスを記録し、ダウンロードが主流でCDが売れない昨今では稀に見る大ヒットです。グラミー賞でも6部門を受賞しています。
『Hello』は2015年の終わり頃に発売されて、大ヒットを記録しています。2017年の59回グラミー賞では主要3部門を含む5部門を受賞しています。
アデルについては以下の記事で詳しく紹介しています。
Rihanna(リアーナ)
Rihanna – Bitch Better Have My Money
ヒット曲が多すぎて紹介するのも大変…。『Don’t Stop The Music』『Umbrella ft. JAY-Z』『What’s My Name? ft. Drake』『We Found Love ft. Calvin Harris』他にもエミネムとの『Eminem – The Monster (Explicit) ft. Rihanna』が大ヒットしています。
長い間第一線で活躍アーティストです。若い女性から強く支持されています。
最近では自身のブランド「FENTY」などのファッション・コスメ事業に力を入れており、音楽活動から距離を置いています。
Twitterではセクシー写真を載せてますので、外国人が好きな方はフォローしてみて下さい(?)。
リアーナについては以下の記事で詳しく書いています。
Lady Gaga(レディ・ガガ)
Lady Gaga – Poker Face
2008年に突如新星として現れた「レディ・ガガ」。デビューシングルの「Just Dance」は2009年にはビルボードでは首位を獲得。
さらにセカンドシングルの「Poker Face」も首位を獲得しています。デビューシングルとセカンドシングルでビルボードの首位を獲得する記録は、2000年以降、女性新人アーティストでは初の快挙だそうです。
過激なパフォーマンスや衣装でも話題を集め、一時代を築いたアーティストです。当時は至る所で耳にしたのはまだ記憶には新しいかと思います。
その後2018年の映画『アリー/ スター誕生』の挿入曲で大ヒットを記録します。
Lady Gaga, Bradley Cooper – Shallow
この曲はゴールデングローブ賞、グラミー賞、アカデミー賞を含む計33回で受賞され、史上最も受賞された曲となりました。
各国のチャートでNo.1を記録しています。
彼女の人気は過去のものではなく、今も衰えていないことを証明しました。
Selena Gomez(セレーナ・ゴメス)
Selena Gomez – Lose You To Love Me
この曲は自身初のビルボードNo.1を記録した楽曲です。
セレーナ・ゴメスは日本では歌手のイメージが強いですが、アメリカでは女優としても有名な人物です。
女優としてのキャリアは長く、6歳の頃から子役として活動していたようです。
アーティストとしてのヒットは2013年の『Come & Get It』で、ビルボードでは6位まで上昇しました。
Selena Gomez – The Heart Wants What It Wants
個人的には2014年にヒットしたこの曲は結構好きですね。
Ellie Goulding(エリー・ゴールディング)
Ellie Goulding – Love Me Like You Do
イギリスの女性アーティスト。2010年に発売されたファーストアルバム『Lights』はイギリスで1位を獲得しています。カルヴィン・ハリスの『I Need Your Love ft. Ellie Goulding』でフィーチャーし、大ヒットしています。
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』挿入曲の『Love Me Like You Do』や『Burn』が大ヒットしています。
Beyonce(ビヨンセ)
Beyoncé – Drunk in Love ft. JAY Z
力強い歌声で世界を魅了するアーティスト、ビヨンセ。元々はデスティニーズ・チャイルドのメンバーです。解散後はソロで活動して人気を博しています。
2016年発売のアルバム『Lemonade』は、この年最高のアルバムと高い評価を受けています。
歌唱力はもちろんのこと、ダンスもパワフルでカッコいいですね。
ビヨンセについては以下の記事をご覧ください。
Zara Larsson(ザラ・ラーソン)
Zara Larsson – Lush Life
ここ数年ヒット曲を飛ばして人気急上昇なのが、ザラ・ラーソン。
2017年にはサマーソニックに出演していました。私も見に行きましたが、期待以上のパフォーマンス、さすがの歌唱力でとても良かったです。
今後の活躍にも注目していきたいアーティスト。
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)
Meghan Trainor – All About That Bass
デビュー曲の『All About That Bass』は発売から徐々に順位を上げて、最終的にはNo.1を獲得しています。米国だけでなく、多くの国々でNo.1を獲得しています。
曲から漂う懐かしさが良いですね。
Jess Glynne(ジェス・グリン)
Jess Glynneの名を一躍世間に知らしめたのはこの曲です。ヨーロッパ、米国、そして日本でもヒットしました。
Clean Bandit – Rather Be ft. Jess Glynne
2014年世界中でロングヒットを記録したこの曲で、Jess Glynneは有名アーティストになります。今聴いてもいい曲ですね。
そして、Jess Glynneはこのヒットだけで終わりません。
『Rather Be』の翌2015年もヒット曲を連発して、ブレークしました。
P!nk(ピンク)
P!nk – Just Give Me A Reason ft. Nate Ruess
パワフルで個性的なスタイルで人気のアーティスト。
私が初めてピンクの曲を聴いたのが17年ほど前のデビュー曲『There You Go』。この時はもっとゴリゴリのR&Bでしたね。正直売れると思ってなかったですね、はい。
Miley Cyrus(マイリー・サイラス)
Miley Cyrus – Wrecking Ball
2013年のヒット曲。特にこの年は活躍してましたね。ちなみにこのMVはディレクターズカット版で、裸で玉に乗っているバージョンもあるのですが、裸なので公式からは削除されているようです。
パロディーがいっぱい出てるので暇だったら探してみて下さい。
父は歌手のビリー・レイ・サイラス。
いまやビッチなイメージが先行していますが、若い頃はこんな感じ↓↓
Miley Cyrus – Party In The U.S.A.
こちらも大ヒットを記録した有名な曲。数年でこの変わりようは面白いw
追記:最近また髪が長くなってました。
Iggy Azalea(イギー・アゼリア)
女性ラッパー。この曲『ファンシー』はビルボードで7週連続首位を記録する大ヒット。
Fergie(ファーギー)
Fergie – M.I.L.F. $
ファーギーはあのThe Black Eyed Peasの元メンバー。このグループが2000年代大活躍したのは説明不要かと思います。
ソロとしても人気があり、上記曲以外にも『Fergalicious』などのヒット曲があります。
Ke$ha(ケシャ)
Ke$ha – TiK ToK
2010年のNo.1ヒットソング。複数の国のチャートで首位を獲得しています。
この曲が収録されている『Animal』もアルバムチャートでNo.1を記録しています。
Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)
Christina Aguilera – Ain’t No Other Man
デビューは1999年。デビューアルバムはグラミー賞新人賞を獲得。以来、女性トップシンガーの道をひた走ります。その歌唱力は圧倒的ですね。そしてめっちゃ美女。これまで多くのヒット作を出してきました。
映画『バーレスク』では主役を務めましたが、今でも女性から根強い支持が受けている作品となっています。
Alicia Keys(アリシア・キーズ)
Alicia Keys – Girl On Fire
2000年代、R&B界をけん引してきたアーティスト。力強い歌声は聴く人を魅了します。
2019年のグラミー賞ではホストを務め、ライブでも様々なアーティストの曲をカバーし圧巻のパフォーマンスを披露しました。
ここでは紹介しきれないほど彼女には良い曲がたくさんあるので、またあらためて記事にしようと思います。
Shakira(シャキーラ)
Shakira – La La La ft. Carlinhos Brown
ラテンミュージック、そしてワールドカップといえばこの人、シャキーラ。南米やヨーロッパではかなり人気のアーティストです。
日本ではあんまりラテンミュージックって人気ないけど、シャキーラはかなり知名度高い。
Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)
Norah Jones – Don’t Know Why
最近の曲はMVがYouTubeにアップされていないので少し古い曲ですが、お許しください。
ノラ・ジョーンズはピアノ弾き語りのジャズアーティストです。カフェで聴きたい女性アーティストNo.1で間違いないでしょう。
この曲が収録されているデビュー・アルバム『Come away with me』は全世界で1800万枚を売り上げ、グラミー賞では主要4部門を含めノミネート部門すべてで受賞し、8冠を獲得し話題となりました。
映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』で主演を務めてたりします。結構良い映画なのでおすすめです。
00年代のイメージがありますが、今でも勢力的にアルバムを出しており、2016年のアルバム『Day Breaks』はビルボードアルバムチャートで2位まで上昇しています。
もはやレジェント級!の洋楽女性アーティスト
お次は、昔に活躍したけどもう何年も根強い人気を誇る、もはやレジェンド級の洋楽・女性アーティストを紹介しようと思います。
彼女たちの曲やスタイルは、今のアーティストにも大きな影響を与えているでしょう。
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Mariah Carey(マライア・キャリー)
Mariah Carey – Hero
90年代から現在まで、とても人気のある世界の歌姫マライア・キャリー。なんと18曲で全米No.1という記録を持っています。これはビートルズに次いで2位です。
もはや世界一の女性アーティストと言っても過言はないでしょう。その魅力は何と言っても圧倒的な歌唱力です。
日本でもクリスマスと言えばマライア・キャリーですからね。私もいまだにマライアの曲はたまに聴いています。
マライア・キャリーにはたくさんの名曲があるので、一記事使ってあらためて紹介したいなと思っています。
Madonna(マドンナ)
Madonna – Bitch I’m Madonna ft. Nicki Minaj
マドンナは80年代から活躍しているアーティストです。調べてみると1958年生まれ。ということは、現在57歳!!恐ろしい。こんな50代見たことないですよw
(このミュージックビデオは2015年の作品なので56歳…)
彼女の出世作『Like a Virgin』から30年以上も経っているんですね。もはや怪物と呼んでも良いんじゃないですか?
Madonna – Vogue
90年代初頭、彼女のミュージックビデオやパフォーマンスが社会的な問題となり、MTVでは前代未聞の放送禁止になったとか。それほどまでに影響力のあるアーティストだったんでしょうね。
Celine Dion(セリーヌ・ディオン)
My Heart Will Go On
映画『タイタニック』の大ヒットで、当時知らない人はいないくらい有名な曲です。
圧倒的な歌唱力で人気がありました。
他にも、映画『美女と野獣』の主題歌『Beauty And The Beast』も名曲ですね。
実写版では同曲をアリアナ・グランデが歌っています。
Lauryn Hill(ローリン・ヒル)
Lauryn Hill – Doo-Wop (That Thing)
R&B界のレジェンドといえばローリン・ヒルでしょう。
フージーズ(The Fugees)のメンバーで、グループでもソロでも数々の名曲を世に送り出してきました。
1998年に発表されたソロアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』は全世界で 1200万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
その後1999年のグラミー賞では11部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀アルバムなど、女性アーティスト史上最多の5部門を制しました。
Fugees – Killing Me Softly With His Song
Fugees時代の曲もホント最高。
まとめ
たまに女性アーティストの洋楽が聴きたくなることってありますよね。そんな時は今回紹介したアーティストの曲を聴いてみてはいかがでしょうか?
ここで紹介したのはほんの一部で、まだまだ紹介したい女性アーティストはいっぱいいます。
この記事は随時更新していく予定です。
男性アーティスト版も書きましたので、こちらもあわせてご覧ください。
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